最後の最後までうんこたれコルカタ空港。
7月3日
コルカタのうんこ宿をチェックアウトして昨日の映画館に足を運ぶ。
今日は昨日から気になってたバリバリのインド恋愛映画。
全部ベンガル語なので分からないって言えば分からないけど、インド映画は展開が優しいものが多くて理解しやすかった。
上映中はとにかくよく踊る。
主人公がウキウキしてきた展開になったらミュージックビデオのようになって、キャストも全員踊り出す。
まあとにかく昨日見た訳分からないSFよりは100倍面白かった。
外に出ると雨。雨が多かったインド。
もうしばらくこの国は来たくない。
雨が多かったからという理由じゃなくて、昨日書いたようにこの国は一回でいれる時間は2週間が限界だと思う。
旅の終わりかけは特にそう感じる。
カレー以外のものを食べれる。うざいインド人から解放される・・ようやく衛生状態がよくないインドから離れられる・・
とにかく一刻も早く出国したい。
早く、「バンコク」という牛のいない近未来都市に行きたい。考えるだけでドキドキとウキウキが止まらない。
まあこんな気にさせてくれるインドにはある意味お礼を言いたい。
インドには悪いけど刑務所から出所できる感覚だろうか(入ったことないけど・・)
でも、少し時間が経つとこの住みにくいインドも恋しくなってくると思う。
1年前来て帰る時もそうだった。
「不便すぎ。二度と来るかこの野郎!!」
と暑くなってたけど、
一ヶ月後あたりから「なんかあれはあれで楽しかったなあ」と、旅行ではなく冒険心で旅をしていた自分を思い出しまた行きたいかもと思った。
そして結果今回も来た。
だから今は死ぬほどインドを出たいけどこれがまた少し時間がたったら来たくなるんだろうな・・。
市内からはタクシーで空港へ。(300ルピー)
出国審査。
係りのオジサンが凄い勢いで質問をしてきた。
「お前はいつインドに来たんだ?何時に着いたんだ?詳しく教えろ」
「確か18くらいじゃないですかね。便とか何時とかそういうの覚えてないです」
「真剣に答えろ。なんで隠す必要があるんだ?出国させないぞ」
ちょっとカチンときた。
なんでそんな細かいことまで答えなきゃいけねーんだ相変わらずこのうんこたれインド人が!と思いながらも、最後は後味よく出国したい。
抑えよう。
「最初はどこに着いた?その次は?コルカタまでの行程を全部言え。ムンバイはどこのホテルに泊まった?バラナシはどこだ?何をしに行ったんだ?コルカタはどこだ?インドに何しに来たんだ?ホテルの名前を詳しく言え。ホテルの名刺を見せろ。早く言え。」
うるせええええええ!!!!!!
うるせえバカハゲジジイ!!と叫ぶところだった。
さすがに言わなかったけど態度に出てしまったのか、ジジイも不機嫌になる。
「コルカタのホテルの名刺を出せ!!じゃなきゃお前は出国させん!」
ここで隣のカウンターで出国を終わらせたこうきがフォローに入ってきてくれてホテルの情報を言ってくれてなんとか解決。助かった。相棒。
しかしその後も機嫌を損ねたうんこジジイは質問を続けてくる。
「年いくつだ?インド楽しかったか?日本で何やってる?学生?何学科だ。何年生だ」
しつこすぎてカレー頭からぶちまけてやりたかったけど抑える。
面倒臭かったので大学で経済学を専攻しておりますと最後だけ嘘ついてようやく終わった。
パスポートを投げるように渡してきたオヤジは最後まで睨んでいた。
やっぱりインドは嫌いだ。
イライラしながら保安検査場へ。
「あなた、タグは?」
チェックインの時にタグを渡されていた。機内持ち込み手荷物一つにつき一つのタグを荷物につけなければいけないらしい。
今まで使っていた空港では例えタグを渡されてもだれもチェックしてなかったけど、インド人はこういうのをしつこくチェックしてくる。
僕は持ち込み手荷物が二つあったけれど航空会社からは一つしか渡されていなかった。
「もう一回カウンターからもらってきて」
一つのちっこいタグのために鬼のようにならんでハゲジジイがいる出国審査のとこもう一回戻ってカウンターまで行きなさいと???
「別にいいじゃん。戻るの面倒くさい。」
「取りに行きなさい。じゃないと荷物チェックしないわよ」
ババア!!!(´Д` )
二つの手荷物をどこまでも一つにまとめると言って逃げるように検査場に行った。ババアも最後まで睨んでいた。
VISAとかこういう訳分からない事を厳しくする前に、ポイ捨て厳禁とか治安良くすための町のルールとかを厳しくしてほしい。切実。
嘘つけ!!!
やっぱりこの国は嫌いだ。
最後までやってくれる。
一ヶ月後自分がどうなってるか楽しみだ。
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