絶景ハンピと一寸法師。
6月21日
(ハンピ)
電車は朝っぱら五時半に到着。
荷物をまとめてホームまで。
ここからハンピまではトゥクトゥクで20分くらい。(150ルピー)
ハンピは非常に街のつくりが面倒くさい。
ホスペットからはハンピの中心部へは20分ほどで着くんだけど、中心部には川がある。その川の向こうに僕らの予約した宿があるんですよね。アルファベットでいうCみたいな感じです。
僕らは早朝に着いたので全く人がおらず、いるのは大量の猿とこれ100パー狂犬病だろっていう犬っころ。
こいつらがマジで怖い。
猿は僕らの頭の上を木から木へジャンプしていつ引っ掻かれてもおかしくないし、犬はよだれダラダラ垂らしながら凄い目つきでめっちゃ寄ってくる。チェンナイの時は大人しかったのに。
猿と犬が怖いので早く川を渡って宿いってもう一眠りしたいのにのに川に誰もいない。
距離は50メートルくらいだから泳いでいっても、、、ああああダメダメ荷物でかいし全部ずぶ濡れなる!!そうなるとパソコンも壊れてブログも更新できなくなるううう!
すると遠くから一寸法師みたいな乗り物に乗って川を渡ってくるヤツ登場!!
あの一寸法師大丈夫かと思いながらも、泳ぐよりはマシなので100ルピーと吹っかけられたが仕方なくOKして向こう岸まで。
このインドという物価の安い国でたかが50メートルの川渡るだけで100ルピー(180円)ですよ?
ハンピはなんて街の作りしてるんだ・・橋くらい作ってくれよ・・。
川の真ん中らへんまで来たところで一寸法師が、
「先にお金払って」
渋々100ルピー渡すと、あのインド人がよくやる首を傾けながら苦い顔して
「一人100ルピーだよ。二人で200ルピーだからもう100ルピー」
しまったあああやられたこのうんこたれ一寸法師!!!
猿犬が寄ってくる恐怖から、救いの一寸法師が見参して動揺してしまっていた僕らは「全部で100ルピーなのか」と再確認することを忘れていた。
と言っても今はこの一寸法師の方がアドバンテージがある。
荷物を川に落とされれたりしたらたまったもんじゃない。
もう100ルピー投げるように渡した。
相棒もお疲れモード
向こう岸にたどり着いたら、トゥクトゥクのおっさんが何処に行くんだと声をかけてきた。
宿の場所を教えると、
「ああ、そこは遠いね!600ルピーでどう?」
「アホかおっさん!駅からハンピくるまでに150払ってさっき一寸法師に200吸い取られて今から600ルピーも払えるわけねえだろおお!なんで宿行くだけで全部で1000ルピーも払わなきゃいけないんだこの国は!」
「じゃあバイクを貸してあげるよ」と言ってきた。
いくら?と聞いたら1日一台150ルピー。
ふーむ。まあまあ安い。リッター25キロで、ガソリンは1リットル90ルピー。
ミラーぶっ壊れてるしお世辞にもあまりいいバイクとは言えないけど二日乗るだけなら十分だ。
ガソリンを入れてもらい宿へレッツゴー。
バイクのおっさんが言った通り、宿は回り道をして行かなければいけないため結構遠かった。
後から知ったんだけどあの一寸法師の値段も正規の値段らしい。
普段は一人10ルピーだけど、早朝と夜は10倍になって100ルピーというわけのわからない値段設定だがおそらく騙してはいなかったんだろう。
そういえばまだインドに入って騙してきたやつとか観光客から高くとってやろうとするインド人はほぼほぼ見てない。
南インドはスリランカのように温厚な人が多いって言ってたけど本当にそうなのかもな・・。
宿に帰るまでの道のりは凄かった。
本当は川を渡る前にいたところがハンピ中心地らしいんだけど、全然こっちバイクで回るだけで十分だなあ。
てかこの宿絶対バイク借りないと来れないし宿からも出れないやん!
宿はこんな感じで海の家みたい。
ここのチキンマサラも美味しかった。でもチェンナイで食べたのには負けるかな・・。
予約するときにはWIFIありって書いてたのに、「今はオフシーズンだからない。ごめんな」と言われ最初はちょっと納得いかなかったけど、僕らの他にお客さんが一組しかいなくて、今の時期は南インドはオフシーズン真っ只中らしい。
オフシーズンはトントンかほとんど赤字っていう話をオーナーから聞いてまあここはインドだし仕方ないのかなって感じにもなる。
ご飯を食べ終え、バイクを走らせていると上まで登れそうな岩を発見。
モンキーマウンテンとかいう山で、階段を登ること20分。
ハンピの街をきれいに見渡せる場所。
なんでオフシーズンで人が来ないんだろう。普通に晴れててこんなにすごい景色なのに。
景色が全く飽きず、日が暮れるまで走った。
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