ルアンパバーンからハノイまで24時間断食移動!
6月2〜3日
市内からバス乗り場までトゥクトゥクで行き(300キップ)6時にバスが発車。
ちなみにルアンパバーンからハノイは乗車時間が24時間。直線距離だと300キロちょいほどで、飛行機で1時間かからず行けるんだけどラオスの飛行機は鬼高い。
ネットや代理店あたっても300USドルほどから、、
そういうわけでみんな陸路で移動するこの国。しかもまあまあ高い(一人3700キップ→6000円)
こんなに高いお金払うんだからサービスとか設備しっかりしてるんだろうなって思う僕たちの期待をラオスは本当に簡単に裏切る。
2列シートで全ての席が2階建て。
リクライニングがほぼフラットになっているのはいいんだけど、狭すぎて普通に座ることができない。
滞在している間ずっと思ってたけど、ラオスは本当に出すお金に対してのサービスや価値が低すぎると思う。
24時間ずっと寝て過ごせということなのかな。
バスは走りだす。
お願いだから早く着いてくれないかなって出発早々思っていたら早速止まる。
運転手がうんこ漏れそうだったのかな?しかししばらく待っていてもなかなか出発しない。
立ちションでもしにバスの外に出てみたら後方に人が集まって何かやっている。
どうやらバスの何かが壊れたらしい。出発後3分。
このうんこたれバス早々からやってくれた。
バスのエンジンがつかないから、冷房もかからず中にいると地獄なのでみんな外に出てくる。
蚊だらけの外で待つ事1時間、2時間、、、日が暮れてきた。足が刺されて痒い。てか腹減った。
限界を感じながら待つ事3時間。遂に治って発車した。
西洋人とハグして喜びを分かち合いながらバスに再び戻り再発車。
もう9時。
居心地が最悪すぎてなかなか寝れないまま朝が来た。
キチガイみたいな声を上げてきたおっさんに伸ばしてた足を叩かれて起こされる。
「何のこと?」
って聞き返しても全く英語が通じず、とりあえずバスから降ろされた。
朝日が眩しい。
国境だ。
長い距離を歩かされまずはラオスの出国。また歩かされベトナムの入国。
この間にトイレに行ったら便器の横に豚。
寝ぼけすぎてとうとう千と千尋に来てしまったかと一瞬思った。
全て現地人優先で、外国人観光客はどんなに早く行っても一番後に回される。結局これで1時間ほどかかりまたバスに戻る。
AM11時。
バスは食堂屋に止まりここで飯休憩。
ずっと腹減ってたけど、そういえば昨日5時くらいにバス乗る前に食べてから何も食べてない。腹ペコだ。
とりあえずATM探して金おろすか!ってなり周りを探したけど一つもない。
僕らはベトナムの貨幣、ドンを持っていません。
ついでにUSドル、隣国のラオスの貨幣キップも来る前に使い果たしてしまいました。
乗客のみんなが美味そうに食べているのを横でみて唾を飲み込みながら必死で説得。
「おばちゃん頼む!今タイバーツしかもってないんだよ!頼むからこれで勘弁してくれないかな」
あっさり断られて絶望を感じた。
もう水もない。死にかけながら乗客の帰りを待ち、再びバスに乗る
何も食べてないせいか口から胃液の匂いがしてきて気持ち悪くなる。
早くハノイ着いて金両替してフォー食いたい僕らの気持ちとは裏腹に、運転手は勝手にバスを止めてお菓子買ったり、うんこしたりとゆっくりマイペース。
早くしろ食いしん坊うんこたれ。
と心の中で叫びながら死に物狂いで待ちPM6時すぎ、遂にハノイに到着。
こんなに長くいると乗客のほとんどであった西洋人ともチームワーク結束が生まれてなんだか楽しかった。
着いて早々ATMから金おろして熱々のフォー食べてコーラがぶ飲みして泣きそうになった。26時間ぶり。
市内まで行きホテルで爆睡。
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