ブルネイのスタンプが欲しくて。
4月30日〜5月2日
[コタキナバル〜ラブアン〜ブルネイ]
ジャカルタにて貧乏パックパッカーではまずできない贅沢を終えてからマレーシアのコタキナバルという都市へ向かう。
夢のような生活は終わり、今日は空港泊。
いつまでも夢みてたかったなァ。と感慨を覚えながら硬い椅子の上でリュックを枕にして寝る。
このコタキナバルというあまり名の知れていない都市に来た理由は一つ。
この都市がブルネイという国に近いのだ!
ブルネイっていう国知ってますか?いや僕もよく分からないんですけどね。
よく分からない分、世界一周中以外にはおそらくもう来ないマイナーな都市を訪れたいという思いで行くブルネイ。
数年後、後輩にパスポートを見られた時に、
「え!シンタロさん!このスタンプどこの国なんですか?」
「ああ。ブルネイって国だよ。小さいとこだったけどね。」
「えー!凄い!そんなマイナーな国にも行ってるんですね!シンタロさんカッコイイ!!」
なんて想像からマイナーな国のスタンプ欲しいということで行くこの国。
朝9時くらいに起き、さっそく受付カウンターのおばちゃんにブルネイに行きたいんだけど!といったら、
「ああ。一時間前にもういっちゃったよ!1日1便なの。」
硬い椅子の上で寝て疲れた心と体にとどめの一発。
空港泊で乗り遅れって一番やったらいけないことですよね。
旅の最初の方はちゃんと次の国の情報しっかり下調べしてたんですけど、最近旅慣れというか、グダグダしてきちゃって行き当たりばったりでええやん!みたいな感じのノリで過ごしてたらまあこうなっちゃいますよね。
とりあえず空港から市内までバスで行き、(5RM→150円)
適当に宿探して飯食って次の日朝早起きしてフェリー乗り場へ。
コタキナバルからラブアン島という島まで3時間。
この島で昼飯休憩。
そこらへんの食堂に入り、可愛いムスリムの女の子が注文を取ってくれた。
またこうきがいつもの調子で可愛い顔してるね!だのと現地の言葉でちょっかいを出し始める。
すると料理を持ってきた時につたない英語でこうきに何か言っている。
「......love you」
は!?と思ってもう一回。
「My sister loves you」
ぬおおおおおおお!と思ってその子のお姉さんの方を見る。
おおおおお!!あんま可愛くねえええ!!しかもなんか照れてるし!!
さすがにこうきも空気を読んでその子のお姉さんにちょっかいを出すのかなんて思っていた矢先、
可愛い女の子とだけ写真撮る。
するとお姉さんが後ろの方で残念そうにしていた。さすがにかわいそうだなと思い、俺で良ければと写真撮ってあげた。
しかし何か不機嫌そうだった。
私が撮りたいのはお前じゃなくてこうき君なのに。逆に仕方ないからお前と撮ってやるよみたいな感じの一枚。
そうですかそうですかすいませんね。ブスなお姉さん。ご馳走様でした。
店を出て、酒屋に向かう。あまり下調べをしなくなった僕たちだけど、ラブアンはお酒に税をかけていないから安いという情報だけ調べていた。
昨日コンビニで飲んだビールなんて20RM(600円)
馬鹿バカしくてマレーシアでもう酒控えようと思っていたけどこの酒屋は3RM(90円)
安すぎ!!
乾杯と同時に集団の学生の女の子達から声がかかる。
ゲイやレズの人たちについてどう思うかというインタビュー。
いやあラブアン、現地の人達との交流が短期間でこんなにもできるとは。
お姉さん達とゲイやレズの人達についての議論を終え一枚。
いい子たちでした。
そしてラブアンからブルネイへまたフェリーで一時間。
合計でコタキナバルから60RM。
念願のブルネイのスタンプをもらい、ついに入国。
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