僕の名前は利部真太朗

ハタチ世界一周記

中国入国。

 

 

4月20日

 


台中空港というのは3年ほど前に出来たばかりの小さな空港で、Google先生に市内からの行き方を聞いても分からなかった。


宿のロビーのお兄さんにも聞いてみると、たどたどしいジェスチャーでバスを3回乗り換えしなければいけないとのこと。


さすがにこの英語の通じない国で、宿のお兄さんもこの調子なのに3回の乗り換えは空港まで時間通りいけるか不安でタクシーで行くことに。


初、タクシー。



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空港まで40分程で、500元。

 

 

空港でプリンを食べ(10元)

 

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香港へは1時間半程で到着。

 

 

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そこから高速バスで上水というところに移動。約60分(30.5香港ドル→450円)

 

ここからLo Wuという駅に一駅。(22,5香港ドル

 

駅を出たらすぐに国境がある。

 

しばらく歩いてとりあえずは香港の出国審査。

 

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またしばらくして今度は中国の税関で入国審査。

 

 

ここを出ると香港との国境都市、深圳(シンセン)というところに出る。

 

ここは香港の国境というこもあり、毎日大量の流動人口がある。

 

そのせいで中国の中でも治安が悪いワースト3に入る都市。

 

さっそく広州へ鉄道のチケットを買おうとしていると、乞食が体を押し付けながら広東語で何か言っている。

 

鉄道のチケット売り場のおばさんも、台湾や香港の人たちとは180度変わり、

 

なんだお前ら広東語はなせねーのかよ。広州駅のどこ?広州は広いからいっぱい駅あんの。早く決めて。ああ面倒くさい

 

みたいな感じ。

 

なんとか新幹線のチケットを購入し、(80人民元←1200円)広州へ向かう。

 

新幹線の中でも、隣の席のヤツが中国語で訳のわからない奇声を発していたり、前の席のヤツはずっとでかい声で電話しているし、物売りのおばさんはしつこいし、ああついに中国に来たんだなと思った。

 

1時間半程で広州東駅と言う所に到着。

 

ついてとりあえず思ったことは、空気が悪すぎるということ。

高層ビルは沢山建っているけど、上の方はほぼ見えない。

中国人のしつこい勧誘に疲れて、早速ビール買って路上で乾杯。

 

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Asahi500ml 6元(90円)

 

中国、かなり物価は安いです。

 

 

ビールをゆっくり飲んでいると、おばちゃんが広東語で何か話しかけてきた。

英語で話しかけても、日本語で話しかけても関係なしに広東語で喋り続けてくる。

I’m from Japanすら通じない。

 

しばらくして、チラシみたいなのを見せてきながら近くにあるビルみたいなのを指差して自身の目を閉じていた。

おそらくジェスチャーでホテル紹介するよと言いたかったのだろう。

 

ここでようやくこのおばちゃんがホテルの客引きだということを知った。

 

もうホテルは台湾にいる時に予約しておいたけど、ちょっとこのおばちゃんで申し訳ないけど遊ぶことに。

 

 

「おばちゃん、一泊いくらなのよ?」

 

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スマホの画面を見せてきながら、

 

 

「んーとね、一泊250元よ!(3500円)どう?安いでしょ?」

 

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「えー!!すごい安いね!!泊まりたーい!ベリーグッド!ユーアーキュート!歯も欠けてるね!」

 

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完全にあぞばれたと悟ったのか、なんか嫌そうにしていた。

 

後ろにいる違うおばちゃんも苦笑い。

 

 

 

おばちゃんで遊んだ後は、宿へ行くことに。

 

というか僕ら、台湾で宿だけ予約して広州のこと何も調べてませんでした。

さらに台湾や香港と違い、FreeWifiが全くないこの国。

近くのAEONに入り、アップル製品を売っている店に入りそこのipadを使って宿情報を調べる。

 

店員のおっさんが少し嫌そうな顔をしていた。

すいません買う気ないのに使って。でもここ中国ですよね?みんなマナー悪いんですよね!と心の声

 

バスの番号を調べ、バスターミナルへ。

 

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バスに乗ろうとすると、運転手がいない。

 

まあでも乗客はいるからまもなく出発するのかなと思い適当な席に座ると、隣のおっさんが何か言っている。

 

もうどうせこいつら英語通じないし話す気すらもないから全部日本語で返した。

 

しかし何か様子がおかしい。

 

運転席の隣にあるボックスをさして何か言っていて、よくわからなかったからうんうん分かったと頷いたらおっさんが急に立ち上がり運転席に座りはじめた。

 

このおっさん、運転手だった。

 

おそらく金はもう払ったのかと聞いたのだろう。

 

すいませんおっさん。広東語話せないんで、不正乗車します。シェイシェイ。

 

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乗車30分くらいして、

アップル売ってた店で写メった情報見てたけど情報が少なすぎてどこで降りればいいか分からなくなった。

 

もうWifiはないし、これで最寄駅で降りれなかったらかなりやばい。

 

すると目の前に綺麗なお姉さん。

 

こうきと二人で目を合わせ、秒でその子にどうやってこの住所までいけばいいかなと話しかけてみた。

 

するとこのお姉さん、英語が話せる人で親身に話を聞いてくれ、わざわざ調べてくれた。

 

「次の駅があなたたちの最寄駅ですよ」

 

なんていい人なんだろう。おまけにかわいいし。

やっぱりどこの国でもいい人はいるもんだな。

ありがとう綺麗なお姉さん。写真ぼけちゃってすいません。

 

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無事最寄駅で降り、道行く人にこの宿はどこだと訪ねに訪ね

 

あっちだこっちだ言われて

 

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分かるわけねーだろおお!

 

しばらく歩いてようやくたどり着いた。

 

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下調べもせずこんな分かりにくいところよくたどり着いたなと思った。pm12時。

 

近くのセブンで弁当買って秒で寝た。

本当に疲れた。中国。

 

 

 

※リアルタイムの今、まだ広州の宿にいますが中国のネット規制が問題でFacebookやLINE、Googleなどほとんど全てのSNSが繋がりません・・。

明日(22日)、香港に戻り次第お返しします。

 

 

 

 

 

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