僕の名前は利部真太朗

ハタチ世界一周記

インド名物、バラナシ

6月28日
(バラナシ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜12時前に着く予定だった電車は、ムガルサライ駅まであと10キロという所で止まり2時間ほど立ち往生して夜中の2時過ぎにムガルサライ駅に到着。

深夜のトゥクトゥクを捕まえてバラナシに予約した宿まで20キロ(250ルピー)

 

 

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バラナシのガンガー近くで死んだ人は輪廻から解脱できると言われていて、毎日多くの死体がインド中から運ばれてくるヒンドゥー教の一大聖地バラナシ。

 

2回目のインドに行くと決まって、一番行きたい所はどこと聞かれたら間違いなくバラナシと答える。

 


騙す奴が多いとか、町が汚いとか、宗教を大切にしているとかいいことも悪いことも全部含めて一番インドらしい町だと個人的には思う。

ツッコミ所満載なのだけどある一方ではガンジス川の聖地として宗教を大切にしているところも見れてとにかく町を歩いていて飽きない。



 

 

 

 

 


僕らの宿はASSI ガートという所。

ガートとは傾斜した階段状の沐浴場のこと。

 

昼過ぎに起き、早速ガートに行って1年ぶりのガンガーを拝みに行く。

 

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ガートからのガンジス川は圧巻。

見ていても全く飽きないし気分を落ち着かせてくれる。

 


遠くから見ると綺麗だけど近くで見るとものすごく汚い。


死体も流されていて大腸菌レベルはインド政府が定める標準値の100倍ほどらしく、世界一汚い川と言われている・・。

 

 

 

 

 

 

 

ASSIガートから3キロ位のところにあるメインのガートであるダシャーシュワメード・ガートへ。

 

 


「200ルピー!一人100ずつで二人で200!さ、乗って」

 


とバラナシ名物の一つ、嘘つきオーバーチャージリキシャおっちゃん達は必ず最初にありえない額をふっかけてくる。


200ルピーって300円。

 


3キロの距離を贅沢に観光しながら人力車で移動するって考えたら凄く安いかもしれないけど、バラナシ価格からしたら高すぎる。
必ずローカル価格ってのがあって、現地のインド人が使うときにはありえないくらい値段が下がる。

 

 

「いやー、高いなあ。もうちょい負けて」

 


「うーん分かったよ!150でどう?お前らは俺の友達だからトモダチプライスで提供してあげるよ!よし、来い!!」

 


インド人得意の、初めて会ったばっかりの奴にすぐ友達って言う口先トモダチ攻撃が始まる。

 


「高いからもういいや。またね」

 

 


と去ろうとすると、

 

「ちょっと待てー!分かった分かった!全部で100でいいよもう!マジでこれ以上は下げれない!ハイ決まり!」

 

 


ラストプライス宣言を出してお客さんを逃がさない戦法。200から100という自分の最初の価格から半額まで持っていきお得感を与える。

ぼったくっていて悔しいけどインド人は本当にこういう口先が上手いと思う。

 


でもぼったくりには死んでも負けたくない。

 

 


次にやったのは近くのリキシャのおっさんに同じことを話して、

 

「あいつは100って言ってたけど、どう?もうちょい安くできる?」

 


するとあっさり、

「80だ!行くぞ!」

 

とどんどん安くなっていく。

 


さっき話してたおっちゃんが駆け足で来て、「60!」とか言ってライバル同士で価格競争が生まれてきた。

 

長々と「もう少し安くしろ」だのどうのこうの揉めて、どちらのリキシャも絶対に僕たちを逃したくないと彼らが思っている時に敢えて離れてみる。

 


「やっぱりいいや。じゃあね。」

 

 

と帰ろうとすると「待て待て!!」とまた値段が安くなる。

 

こんなことを何回か繰り返してたら最後におそらくローカルプライスであろう30ルピー(45円)という値段が出てきた。

 

 

 

 

 


200ルピーから30ルピーですよ!!!(´Д` )

 

額は小さいけどぼったくりの幅がでかすぎるウ!!!!

 

 

 


もう何言われようと宿からメインガートまでは絶対に30で行ってやると決めた。

 

 

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でもリキシャの仕事は相当きつそうだ。

 

大雨だったムンバイとは裏腹に、バラナシは晴天で40度は軽くある。
道路が完璧に舗装されておらず砂煙りや坂道があり、大量にいる牛のせいで止まることも多くリキシャのおっちゃんは汗だくだ。

 

男二人を乗せ死ぬ思いをしながら全体重でペダルを20分漕ぎ続けた対価が30ルピー。(45円)

僕らが歩く度に喉乾いて買う600MLのジュースが35ルピーだから、こんな思いをして3キロ漕いでもジュースすら飲めないということになる。

 

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そんなことを考えたらこのおっちゃん達が外国人からぼったくりたいってのも分からなくはない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダシャーシュワメード・ガートへと続く道は大混雑。この辺りは日本語を巧みに使えるインド人も多く、多くの勧誘がある。


俺の絹を買え。葉っぱいるか。写真を撮ってやろう。笛を買え。船に乗れだのと流暢な日本語を使って話しかけられる。

こんなに話しかけられると逆に自分たちが有名人になった気分で悪い気はしないけれど。

 

 

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ダシャーシュワメード・ガートでは、毎日日没になると神像礼拝の儀礼である「プージャ」というものが1時間ほど行われる。

 

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地元のお兄ちゃんが雨が降っても雷が鳴っても毎日やると言ってたから驚き。

 

 

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30で宿まで帰りオールして、朝日を見に行きます。

 

 

 

 

 

 

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