フィリピンという発展途上国
5月6日
(セブ)
久しぶりに昼まで寝てパソコン使ってダラダラしてから昨日ゆうたに教えてもらった、コロンストリートとカルボンマーケットってとこに行ってみる。
行く前に宿で、何番のジープで行ったらいいかと教えてもらうと
「あそこはかなり治安悪くて日本人って分かられたらすぐスられるから貴重品は持って行かないほうがいいよ!」と釘をさされ、昨日のこともありビビりながらジープに乗って向かう。
コロンストリートとカルボンマーケットは隣接していて、屋台がずらりと並んでいる。
どの屋台も一口でも食べたら一発トイレでサヨウナラってほど衛生的に良くない。
カルボンマーケットの奥の方に入ってみると、
子供達がたくさん寄ってきて写真撮って写真撮ってと声をかけられる。
さらに奥の方に進んでみるとこんな光景が。
パソコンを使ってYoutube見たりFacebookチェックしたり、ビンゴはやってるわ麻雀やってるわカラオケまで!
あまりにもローカルな場所すぎて逆に治安がいいという現象が起こった。
写真を撮ってもお金を要求してこないし、物乞いも一切なかった。写真を撮ろうとすると100パーセントの笑顔で答えてくれる。こんな素晴らしい場所はなかなか来れないだろうな。
買い物もしちゃしました!!
実は僕、日本出る前の福井でサンダルが壊れてしまって、この暑苦しい東南アジア全て靴で過ごしていてもう暑くて暑くて靴下も臭くて大変だったので買っちゃいました、サンダル。50ペソ。安い。
充実した時を終え、またゆうたが学校終わってから合流しシティまで。
今日は学校の先生達とカラオケへ。
英語がペラペラな先生達とカラオケで遊ぶなんて贅沢だなあ。めっちゃ英語伸びるし。ってかフィリピン人歌うまい!!!
後から聞いた話なんだけど、学校の生徒が先生と遊ぶ場合って、お金は全部生徒が負担するらしい。
それもそのはず。一日中生徒に英語を教えてこの実力を持った先生達が貰えるお給料は日給にして400ペソ(1000円)
先生達が汗水垂らして働く二日分の給料は、僕がシドニーで鼻くそをほじりながらケツかいて仕事をさぼってた一時間にも満たないお金。
シドニーの賃金は世界の中でもかなりいいけれど、フィリピン人は僕ら日本人のように簡単にオーストラリアのワーキングホリデービザをもらうことができない。抽選で年間100人と決められている。
日本人は英語が話せなかったとしても誰でもワーキングホリデービザを取ることができる。
フィリピンは小学生くらいからの授業が全て英語で、みんな僕が二年間シドニーで働いて身につけた付け焼刃の英語なんかよりはるかにうまい。
オーストラリアに行くとなるときに英語の実力で言えば間違いなくフィリピン人の方がアドバンテージがあって、実力もある人も多いのにそういう有望な人材のチャンスがこの国に生まれたために仕方なくかき消される。
この学校の先生達を見て本当にそう思う。
そんなことを考えると悲しくなってくると同時に、僕ら日本人が生まれながらにしていかに恵まれているか。
発展途上国の人たちの生まれながらのカルマというものを本当に身をしみて感じさせてくれる。
カラオケほんとに上手かったなあ。
その後はコメディーバーというところへ。(100ペソ)
オカマ達がコントをしたり、歌を歌ったりしてるのを見ながらお酒を飲む。
僕ら団体で入った日本人に気付いたのか、巧みな日本語を使ってコントをし始めたり、宇多田ヒカルの「Fitst Love」を歌ってくれたりと楽しませてくれた。
このオカマたちが本当に芸も歌も上手い。
セブ。いい場所だなあ。気に入りました。
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