香港で沈没してはいけないワケ
4月24日
こんにちは。
日記書こうと思ったんですけど、今日恐ろしいくらいに何もしていません。
昼2時半に起床し、ダラダラしてマック食べてYouTube見てケツボリボリかいて終わりました。
俗にいうバックパッカー用語で沈没というやつですね。
この言葉はよく、バンコクのカオサンやインドのバラナシなどのバックパッカーの聖地という場所で良く聞く言葉。
しかしこの沈没をする場所にはある共通点が。
物価、宿代が安いということ。
僕らのケースはどうだろうか。
・物価日本より高いから毎日マックでしのいでる
・宿代高い
・ちっこいセミダブルみたいなベットに男二人
絶対やってはいけないことですよね。
それはそうと、今日で香港3泊目なんですけど、
「マックのスパイシーチキンバーガーセットに飲み物コーラ」
三日間これしか食ってません。
他のセットは高いんですよ。これが23ドルという破格すぎて貧乏な僕達は腹減ってもこれしか食えないんです。
始めの日の一発目はかなり美味しいですよ。そもそも今までの国は、屋台やレストランで食べた方が明らかに安かったので、むしろそろそろマック食いてえ!って思ってたから好都合でした。
ですが3発目あたりから食う気が失せてきます。
美味い飯を想像しながらチキンバーガーを嫌嫌頬張る。そんなレベル。
6発目なんてなると味がどうのこうのというより家の近くにあるマックを行き尽くして、あそこのマックはいつも空いているしサービスがいいだとか、あそこのマックのポテトは全く塩が振られてないから不味い。みたいな、プチマック評論家になってきます。
そして息が臭くなってくる。これは胃にたまっているものがマックしかないからだ。
摂取するのが全てマックなので体のあちらこちらからあの独特の匂いがする。
9発目あたりになるとマックの看板、大きくかかれた「M」というアルファベットを見るだけで吐く寸前・・。
みなさん。気をつけてください。
そのまま放っておくと、大変なことになりますよ・・。
あとはあれですね。沈没でずっと宿にいてパソコンしか触ってないと発狂してきます。
例えばYoutubeで僕かこうきがノリノリの音楽を流すもんならもう二人ではっちゃけて踊り狂います。
歌詞なんかしらなくてもいいんです。適当にニャニャニャとか言っとけばいい。重要なのはどれだけ暴れられるか。これに尽きます。
マックを食べるくらいしか外に出ていないからエネルギーが有り余っているんです。
しかしここの宿、たまにWifiが切れる。
これは本当によくない。沈没者にとってWifiは命の綱。恵の水。
これがなくなるとまた僕達は子供のように発狂する。そうするとすぐに大声が聞こえたのか、掃除担当のインド人が駆け込んできて得意の巻き舌英語で、
『頼む。5分だけ待ってくれ。今サーバーが落ちているんだ。申し訳ない。」
われぇ!!早くせんかい!俺達は沈没者なんだよお!しかも物価高い香港で沈没してるお馬鹿ちゃんなんだヨオオオオオオ!!俺たちからWifiを取ったら何が残るって言うんだい?エ?言うてみやあああああああああ!!!!
こんなゴミ野郎になってしまう。
だから僕達は明日、香港を発ちます。
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